老子「何もしなくておけ」──2500年前のゆるライフハック

来世はくらげになってゆるふわに暮らしたい皆さん、こんにちは。
「人をダメにする研究所」研究員の鈴木です。

今回は、あまりにがんばりすぎている現代人の皆さんに向けて、今日から使えるゆる〜いライフハックをお伝えします。

最近の社会って、何かと「がんばること」が求められすぎてますよね。
何かにつけて生産性を気にし、何をするにも効率を求められる……。ちょっと息が詰まってしまう。
そんなコスパ至上主義の現代社会に生きる皆さんこそ、2500年前のある言葉を、そっと差し出したい。

「無為自然(むいしぜん)」
——何もせず、自然のままであること。

この考えを説いたのは、老子。
中国の古代哲学者で、「道(タオ)」という目に見えない自然の摂理に従って生きようよ、という思想を残した人物です。

「無為」とは、“余計なことをしない”ということ。
ただ何もしないのではなく、無理に何かをしようとしない、という意味に近い。
そして「自然」とは、ありのままとか、成りゆきにまかせるということ。

つまり老子が言いたかったのは、
「がんばってコントロールしなくても、物事はあるべきところに落ち着くよ」
という、2500年前のゆるライフハック。

これ、今こそ刺さりませんか?

たとえば、ベッドに沈み込んで「今日はもう無理」とつぶやく日。
それ、老子的には全然おけ
なにもしないことが、最善の選択肢である時だってある。

風にゆらゆらゆれる木々、ただそこにふわふわと流れる雲、ブロック塀の上で気ままに眠るネコ。
彼らはみな「無為自然」の達人。
ありのままに過ごしているのに、完璧に調和している。

そして、私たちも本来はその一部のはずなんだよね。
だから、タスクや課題に追われて焦ったり、何かやらなくちゃって気持ちになった時は、こうつぶやいてみて。

「老子いわく、何もしなくておけ」

それは逃げじゃなくて、古代から続く、れっきとした生活の知恵。
焦らない、急がない、無理をしない。
ゆるく、自然に、生きる。

2500年経っても変わらない、大切なことは案外シンプル。

肩の力を抜いて、くらげのように流れに身を任せてゆるく生きましょう。
きっと本当に大切なものが見つかると思うから。

「無為自然」に生きる、ぜひ試してみてくださいね。

※老子の思想「無為自然(むいしぜん)」は『道徳経』(第2章・第38章など)に見られる考え方で、「自然の流れに身を任せることの尊さ」を説いたものです。